2017年もよろしくお願いいたします
こんにちは。
2017年が明けてはや2週間がすぎました。議会も始動しています。昨年はブログに何か書こうとする時には、沢山の内容を書かなければと気負ってしまい更新が滞りがちでした。
私はFacebookではほぼ毎日公私混同した内容をアップしていますので、議会にまつわる内容はFacebookと重複しながらブログにも載せていこうと考えています。
と言うわけで、今朝はこんな事を書いてみました。
今朝はマイナスがついた2℃で、とても暖かい(いろんな事が麻痺しています笑)。
中学生は今日が始業式です。3年生はいよいよ願書の提出など、受験に向かってゴー!ですね。
頑張れ頑張れ。
昨夜は私が住む町内会の新年会がありました。
年々子どもたちの数が減り続けていて、こうして大人の行事に参加するとビンゴ回し係などに重宝されます(笑)。
今日の午後からは厚生文教常任委員会のミーティングがあります。先週の委員会で説明を受けた事業について議員間の自由討議を行う予定です。
自由討議は本来なら公式の会議の場で行い、会議録を残し、皆さんに公開されるべきと私は考えますが、今回は非公式のミーティング形式で行う予定です。
先週の委員会ではどんな質疑がなされたのか、会議録は此方からお読みいただく事が出来ますので、興味がある方はポチッとお入り下さいませ。
http://www.memuro.net/upload/file/g_committee/file11_1484117618.pdf
2016年、ありがとうございました!
こんにちは。
今年も残りわずかとなりました。
1年をすべて振り返るとなると、かなりの長文を延々と書き綴らなくてはなりませんので、自分が今年一番頑張ったなと感じている12月定例会で行った一般質問の事を1年の終わりに少しだけ書かせてくださいね。今回は多くの方に助言やヒントを貰いながら準備する事が出来て、私にとっては特別な質問だったのです。
ご承知のとおり、9月定例会は台風10号による災害復旧対応の為、およそ1カ月延期となりました。1ヶ月熟成させた9月定例会一般質問の後にすぐ次の質問を組み立てなければならず、テーマ選びから少々苦戦しました。
本当は今回発生した災害対応について取り上げるべきだけど、私は6月にも熊本地震発生から感じた町の防災計画についての課題を取り上げたばかりだし、はてさてどうしようかなと、うじうじした思考がぐるぐる回るばかりで先に進みません。
いろんな方にアドバイスをもらい、また11月21日、22日に開催された議員研修会の講師として来町された議会サポーターの龍谷大学教授土山先生と、先生に同行して一緒にアドバイスを下さった福岡県議会々木允議員や同僚議員が一緒に参加したゼミ形式の一般質問研修の中で、論点の整理ができ【台風や豪雪、予測できる災害は事前に備えることが出来る。国土交通省が策定推進している“タイムライン(事前防災行動計画)”を芽室町にも策定すべきでいこう!】となりました。
一般質問は、1日目の3番目に登壇でしたが、直前には同じく災害時対応や今後の防災対策について質問した同僚の質問と町長の答弁を聞きながら、少しずつ自分のシナリオに修正を加えながらも【事前防災行動計画策定の必要性】から脱線しないように質問する事を心がけました。
冒頭に【一般的なタイムラインでは災害発生時にはすべての町民や職員、消防団の退避が完了しているとある。もし仮に、芽室町にタイムラインが策定されていてその計画通りに行動できていたとしたら今回の災害ではどうだったかと考えるか】と質問したところ、【仮に災害発生時から時間をさかのぼって備えるという概念が町民や、関係機関、町全体に浸透していたとすれば減災出来ていたと考える】という一番欲しかった町長の答弁を頂くことが出来ました。
議員になった1年目には、私は政党にも団体にも所属しておらず芽室の町の事だけを考えていけばよいのだ、出来ることを出来る範囲で頑張ろうと考えていましたが、2年目の今年は、その為にはもっと町の外にも目を向けなければいけないということにも気づくことが出来ました。少しずついろいろな方からのご縁を頂き、自己研さんの研修に参加する機会も増えました。
出来ることを出来る範囲で頑張る事に変わりはありませんが、そのできる範囲を少し背伸びして広げ来年はもう少し頑張ってみよう、そんなことを考える年の瀬です。
今年の十勝地方は春先から天候に悩まされ本当に本当に大変な年でしたが、来年は良い年になるようこのブログを読んでくださっている皆さんと一緒に頑張ることができたら嬉しいなと考えています。
今夜は家の事を少々手抜きしても多めにみてくれる家族にも感謝して、新しい年を迎えようと思います。(夕飯の支度もせずにこのブログ書きました笑)
皆さまよいお年をお迎えくださいませ。
12月定例会が再開しました
こんにちは。
先週、12月定例会が再開しました。
10月末に9月定例会が休会したばかりなのでひと息つく間がありませんが、今年はこういう年と割りきって頑張ります(笑)。
翌日には一般質問の通告書を提出し今は来週の登壇に向け準備中です。今回は1項目について質問します。6月にも防災について質問したばかりなのですが、8月の台風被害から課題と感じた事をもとに事前防災行動計画(災害タイムライン)について取り上げる予定です。私の登壇は初日14日の3番目なので、午後の1番目くらいかな?と考えています。
そうそう、私ごとですが11月末の祭日を利用して約20年振りに、岡山県にある夫の実家へ、次男を連れて帰省してきました。次男は生まれて初めての里帰りです。夫の故郷は山あいにある典型的な農村です。少子高齢化や車を手放したあとの交通手段の課題などは遠く離れた故郷でもわが町と同じで、ついつい其方の状況について根掘り葉掘り(笑)。
滞在中には、足を伸ばして広島を訪ねました。
平和記念資料館では同世代の子どもたちがたくさん犠牲になったことを記す展示に、息子はじっと見入っていました。
オバマ大統領が折った折り鶴も展示されていました。
最後は美味しいもので締めくくり(笑)。
PTAとの意見交換会
こんにちは。
11月に入り議会では地域の皆さんとの意見交換会を開催しています。
今年は町内に6つあるPTAにお誘いのご案内をしたところすべての学校からお申し込みをいただきました。
議長を除く15人が3つの班に分かれ各学校にお邪魔しています。
火曜日、私の班は農村地域のお子さんが通う南小学校を訪れました。タブレットを使いながら議会での取り組みを報告した後は地域の困りごとや調整へのご意見などを伺い予定していた2時間があっという間に過ぎました。
農村地域の公共交通手段、除雪、台風被害など地域性のあるご意見もたくさんいただきました。議会全体で共有し今後の取り組みに活かしていきたいと考えています。
終盤になり私が『今日はお母さん達はどなたもいらっしゃらなかったのですか?』と尋ねましたら、『実はいままで、議員さんと話をする機会がなくて、僕たちもちょっと緊張しながら来ました。』との事。お父さん達でさえ緊張なさっているのに、お母さん達ならなおさらの事と納得しましたが、ここに議会にとってのチャンスがあるのだとも感じました。
実は会の冒頭に説明させていただいた議会の取り組みについて話をしながら、わたし自身『コレは分かりにくいだろうなぁ』と思いながら進めていたのです(ごめんなさい)。
難しい行政用語や規則をもっとかみ砕いて誰もが(理想は中学生でも分かるくらい)消化しやすく分かりやすくしないと、町の皆さんからの意見を反映していく議会の役割を果たすことが出来ないですものね。
さぁ、来週は月曜日から庁舎建設の特別委員会や常任委員会、そして12月定例会再開と濃密な議会ウィークとなりそうです。
町の安全に必要なのは防災端末か?
こんにちは〜。
今週はスーパームーンを見る事が出来ましたね。私は十六夜のスーパームーンを昨日見ましたよ。
さて、月曜日は総務経済常任委員会が開かれ、この度の浸水被害対応に関する請願が住民の方々より提出されました。
西地区の皆さんがおよそ10人、私たち議員数名が傍聴し、報道関係者が2名と小さな委員会室が一杯になりました。
もう少し早く避難指示を出してくれたら被害は少なかったはず、公営住宅居住の方にも見舞金の支給をするべき、もっと災害に強い町をつくってほしいなど、未だ以前の生活に戻る事が出来ない西地区の皆さんの声を拝聴して参りました。
この日は意見陳述と住民の皆さんへの質疑で終わりました。次回は18日に委員会で自由討議を行い審査が行われる予定です。
その後、総務課より災害時に避難情報を個別に配信する防災端末を町内全戸に設置する為の説明がありました。
総務経済常任委員会の同僚達からは、まだやるべき事が出来ていないのに時期尚早だと言う内容の質疑が多く出されていました。
災害時、住民への周知手段としては1.安心メール 2.エリアメール 3.広報車 4.戸別訪問 5.街頭スピーカーがありますが、今回は3と4しか行っていません。
また、本来なら避難の周知は、お年寄りや子どもがいる方、障がいのある方など、速やかに避難できない方達の為に1.避難準備情報 2.避難勧告 3.避難指示の順で発令されていきますが、1の避難準備情報は発令しないまま、深夜の避難勧告、避難指示となり、皆さんは準備が十分出来ないままの避難行動になってしまったのだと思います。
私は今後、町が最優先で取り組むべき事は防災端末を設置する事ではないと考えます。
広報車の周知が聴こえなかった事が重要課題ではありません。
どの段階で判断を下し、早めの避難行動を住民に周知すべきだったのか。しっかりと練り直さないと、新しい機械を設置しても、同じ事の繰り返しです。自主防災組織はどれくらい町内に広がっていますか?
ちなみに、18日開催予定の臨時会議には、この防災端末を設置する為の調査費用が計上されていましたが、本日この案件については取り下げると連絡がありました。
慌てる事はありません。
じっくり考えて、より災害に強い町をつくっていきましょうよ。
議会活性化シンポジウムに参加しました
こんにちは。
11月初めの降雪にはビックリでしたね。畑の収穫作業も予定通りいっていないと伺っています。今年は最後までお天気に苦労させられる年なのでしょうか。本当に悩ましい事です。
さて、雪降り土曜日の5日、【議会活性化シンポジウム~地方議会が「討論のヒロバ」になるためには~】に参加するため高速バスに乗って札幌市へと向かいました。
私達の議会サポーター神原勝北大名誉教授や、西科前事務局長がパネリストとして登壇なさると伺い、楽しみに会場入りしました。
2006年栗山町議会が議会基本条例を制定してから今年で10年が経過し、現在は700を超える自治体で議会基本条例が施行されているそうですが、議会基本条例を制定する事によってどんな成果があったのか、今後の議会改革の課題は何かについて、基調講演では神原先生が「議会改革10年の回顧と展望」と題しお話しされました。
また、NPO法人公共政策研究所水澤理事長による基調報告「沖縄県・兵庫県・北海道の自治体議会の現状~アンケート調査から見る3県自治体議会の課題~」では、沖縄、兵庫、北海道の261市町村議会に行ったアンケート調査の結果から考察される今後の課題についてご講義頂きました。
第3部ではパネルディスカッションが行われ、参加者からも活発な質疑応答があり、あっと言う間に4時間が過ぎていきました。
以下、私なりに受け止めた事を要約してみますね。(自分の備忘録も兼ねていますのでお付き合いくださいませ)
☆議会基本条例を制定したことで、議会と住民、長(芽室では町長)と職員、議員相互がどの様な関係なのか【議会のあるべき姿の見える化】ができた。つまり、議会は議員と行政だけのものではなく住民も一緒に参加し、より良いまちをつくり上げていく討論の場として存在する事を制度設計できた。
☆全国の議会は、議会改革をしようとしない議会、改革に取り組んだけれど何もしていない議会、先駆的に改革に取り組んでいる議会の三つに分けられ、その割合は7:2:1であるが、今後その1割の先駆的な議会の取り組みが徐々に広がっていくと予想している。(戦後70年間の自治体の変遷の在り方をみると議会改革についても同様の流れが期待できるのではないか)
☆議会が変われば自治体も変わる。芽室町議会基本条例第12条にも記載されている、【政策の意思決定を行うための7つの論点】に基づき、事業に対する説明を長が職員に求める事で職員の力も向上していくのではないか。また、自治体の運営や政策への責任は「長」一人で担わなくてよい。議会もその責任の一端を担うという認識を持つ事ができれば、「長」も変わってくるのではないか。意識を変えることは難しいが、やり方を変える事で良い結果をもたらす事が出来るのではないか。(議会が力をつけることに脅威を抱く昔ながらの認識がある長に対して)
☆議会が取り組んでいることが見えない、理解できない住民が多数いることは否めない。議会モニターや、議会諮問委員などをおき、住民にオピニオンリーダーとして議会評価をしてもらうことで住民と議会の間にあるギャップを埋めてもらう。また、将来このような住民の中から次世代の議員が生まれる事も期待できる。
☆政策議会となるべき。総合計画に関する条例を定めている自治体では、議会が総合計画を主導して策定するのであるから(芽室町は議決が必要と条例に定めています)、住民の代表である議会はしっかり行政の政策活動を監視し、また議会からの政策提案を積極的にするべき。総合計画事業はしっかり評価し、継続・修正・廃止・新規提案この4点について議論すること。(施策のマネージメントシートなど活用できているか)
☆議会報告会は住民と議会、双方が自治について互いに学習し合う場とする。住民が政策決定に関与している事を体験できる場とする。例え参加者が少なくても【議会が住民に信頼されている議会】となる為には継続する姿勢を貫く。
☆議会と首長は、それぞれが選挙によって住民から選ばれた。二元代表制の一翼として互いに機関対立する事は当然である。どちらの主張が住民の利益になるのかを判断できる住民が必要であり、そのための人材育成も重要となる。
☆議会事務局のサポートも重要。議会サポーターなど外部からの知見を活用し、事務局の機能強化していく。
☆議会も地域の課題解決に向けては、地域の中に入り住民へのアンケート調査を行うなど積極的に動くべき。
☆陳情・請願は住民による政策提案であり、意見陳述の場を確保する事は必須である。
☆議員有志で政策提案をおこなう事があってよい。etc.
書き出しながらだんだんと、耳が痛くなってきたので、この辺でおしまいに(笑)。
こうして振り返ってみると、芽室町議会基本条例にかかれている一文一文に込められた意味を改めて確認する事ができ、私の脳みその引き出し番号「基本のキ」は徐々に埋まってきました。さあ、次は実践あるのみです。
晩秋に
こんにちは。
今日は、春先からずっと勝手に愛でてきた自宅近くの大豆畑で収穫作業が行われていました。
雪が解けた後の黒くふかふかした畑にぽつぽつと小さな緑が芽生え、若葉の成長ともに畝と畝の感覚がどんどん狭まり、葉が茂り…と、毎日の犬の散歩がてら、時には洗濯物を干す時の2階のバルコニーからと、その成長を楽しませてもらった大豆畑もついにフィナーレです(笑)。
さて、台風10号被害への対応のため、再開がひと月遅れていた9月定例会も間もなく最終日を迎えます。
10月11日から14日までは平成27年度会計決算について、予算決算特別委員会を開会し審査が行われました。最終日の討論、一括採決では賛成5、反対9となり平成27年度決算は不認定となりました。この後、本会議の中でもう一度採決が行われ、最終的な結果が出ますがこの結果がくつがえる事はないのだろうと思います。
私は、反対(不認定)の立場の討論を行いました。既に新聞報道などでご承知の方も多いと思いますが、理由はただ1つ。一般会計(高齢者や障がい者福祉、子育て支援、道路の管理や除雪、ごみの事や商工観光や農林産業その他諸々、住民の日々の暮らしに関わる事全般の会計)の中で不適切な会計処理が行われてしまったことでした。
数年前に起きた不適切な会計処理をきっかけに、2度とこのような事を起こさないようにと、町は【芽室町コンプライアンス条例】を平成26年に定めましたが、残念ながらこの条例が遵守されなかったことを私は反対の理由に述べました。
さらに、職員の処分や個人の責任で終わらせることなく、今後の糧となるよう丁寧な検証をし、庁内全体で原因を共有し今後再々発の防止に努めるべきという主旨の見解も申し添えました。(時系列に沿って検証していくと、未然に防げた可能性があると考えています)
今回私は採決にあたり、初めて反対の意思を示すために着席していました。なんとも苦々しい気分です。
この決算審査の日程中に、一つ歳もとりました。49歳です(笑)。
当日は夫が出張中でしたので、次男と二人ひっそりとお祝いをしました。(悲しいかな、今年も自分でプレートの名前は”みほさんで”と、お店の人に伝えましたよ…涙)
その数日前からは、ついに意を決し、スポーツジムにも入会しました。健康的な50代を迎えるための準備にようやく重い腰を上げた次第で、来年の私に乞うご期待です(笑)。
10月18日には一般質問も行いましたが、このことについてはまた後日お話したいと思います。
今日は金曜日。遠くの町では初雪の便りも聞けましたね。この週末は皆さんのおうちでもタイヤ交換など、冬支度に追われるのでしょうか。
今年の秋はあっという出来事に驚かされ、いつもの年よりもずい分短く感じてしまったのは私だけではありせんよね。