たちかわさんのつれづれ日記

北海道十勝で生まれ育ち、幼稚園教諭➔お母さん➔子育て支援に従事と、大人になってからの四半世紀、ずっと子どもに関わり続けてきたワタシ。最近は”サスティナブル(持続可能な)”、”ダイバーシティ(多様性)”なんて横文字を良く耳にするけれどそれらの言葉は私達の日々の暮らしにどう関わっているのだろう。目先の事と将来の事、遠近両用シニアグラスの様な視点で日々の暮らしの中で気づいた事をツラツラとつづって行きますのでお時間のある方はどうぞお立ち寄り下さいませ。

おいしい芽室

こんにちは~。

雨のような雪が降り始めてきましたがこれからまた本格的な雪に変わり、お天気が荒れるそうですね。

こんな時に「あの名曲」を思い出してしまうのは少し不謹慎でしょうか(笑)。

さてさて。芽室町の小中学校に通う子どもたちは月に一度「めむろまるごと給食」という芽室町で生産された食材を使った美味しい給食をいただくことが出来ます。三月は中学校の卒業式が中旬に行われるためかいつもより早く提供されたようで次男が先週メニューを持ち帰ってきました。

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まるごと給食は子どもだけではなく私達お母さんにも人気でして(おそらく先生方にも…笑)クラスのレクリエーション等で子どもと一緒に給食の試食をする時には、予め給食便りを参考にして日時を決めたりする事もあるくらいなのです。

ところで、芽室町内には小学校が四校あります。

そのうち三校は農村地域にあったり、統廃合によって農村地区から市街地に子ども達が通ってきていたりと日常的に農業へ接する機会が多いように思われますが、うちの子どもが通う学校では殆どの児童の家が市街地にあり、親の職業も農業ではない方が大半のため、大人が意識してお話をしてあげないと子どもたちが農業への関心を持つことが難しいように感じます。

昨年、町内で農業を営まれている女性から、小さな子どもを持つお母さん達に向けての学習会で農業についてのお話を聴く機会がありましたが、間近で採れたてのビートを見たり、スライスした物を生でかじってみたりと初めての体験にお母さん達がとても興味を持って目をキラキラさせていたのがとても印象的でした。

現在二十歳の長女が小学生の頃から芽室町では「めむろ農業小学校」と言う小学生を対象にした事業を行っています。

そこに子どもと一緒に参加させていただいたことで私たち保護者もお手伝いして下さった農業青年の皆さんと知り合えたり、芽室町と農業の関わりをより深く知ることが出来たのが良かったなーと今振り返って思っています。(生産だけではなく、加工、流通、農機具など芽室町で農業は様々なビジネスの基盤なのですよね~)

と、給食から基盤産業のお話へぴょ~~んと飛躍してしまいましたが、日頃口にしている食べ物の背景に地元の生産者の方々のお顔が浮かんでくるような、そんな子どもに我が子が育ってくれると良いな~と、日々洗脳中です(笑)

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おっ、明日もおいしそう~~♪