たちかわさんのつれづれ日記

北海道十勝で生まれ育ち、幼稚園教諭➔お母さん➔子育て支援に従事と、大人になってからの四半世紀、ずっと子どもに関わり続けてきたワタシ。最近は”サスティナブル(持続可能な)”、”ダイバーシティ(多様性)”なんて横文字を良く耳にするけれどそれらの言葉は私達の日々の暮らしにどう関わっているのだろう。目先の事と将来の事、遠近両用シニアグラスの様な視点で日々の暮らしの中で気づいた事をツラツラとつづって行きますのでお時間のある方はどうぞお立ち寄り下さいませ。

食と農のフォーラムにて

こんにちは~。

今日は芽室町主催の「食と農のフォーラム」へ行ってきました。

三人の農業青年の皆さんの事例発表と、基調講演、パネルディスカッションの三部構成で子ども達の未来や、農業の将来に向けての想いを聞かせていただきました。

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三人の子どものうち、上の子二人が小学生の時にずっと「めむろ農業小学校」に参加させて頂いていたため、当時時々お手伝いをしていただいたJAめむろ青年部上伏古支部の方の発表を懐かしい想いで伺っていました。その他にも、本州の高校生をファームステイで受け入れたり、学校給食のメニューに地元の豆を使ったメニューを取り入れてもらうようプロジェクトを組んだりと一つの町の中でこれだけバリエーション豊富な取り組みをしているのは全国的にも数少ないとの事でした。

基調講演では講師の方が「農業者の責任」と言う言葉を使われていたのが胸に響きました。

百数十年前、原野だった芽室に開拓に入り、ここまでの基盤を作ってくれた先人たちから受けついだ財産(町内の農地)をこの後将来につなげていくためには生産するだけではなく、本質を伝えていくことが大切と考えていらっしゃるとの事。

私はそのお話を伺いながら、農業が基幹産業の十勝、芽室に住む大人として私たち自身も、もっともっと感受性を磨いて、農家の皆さんの日常がこの町に美しい景観や豊かな食の恵みをもたらせてくれている事を我が子たちに伝えていかなくてはと思いました。

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(懐かしい農業小学校の写真。私も子ども達も若い~!)

まだ雪の残る季節ですが、農家さんのハウスではもうビートの芽が出始めているとか。

またGWの頃には私の大好きな「畝」が見られるのかと思うと心が躍ります(笑)