たちかわさんのつれづれ日記

北海道十勝で生まれ育ち、幼稚園教諭➔お母さん➔子育て支援に従事と、大人になってからの四半世紀、ずっと子どもに関わり続けてきたワタシ。最近は”サスティナブル(持続可能な)”、”ダイバーシティ(多様性)”なんて横文字を良く耳にするけれどそれらの言葉は私達の日々の暮らしにどう関わっているのだろう。目先の事と将来の事、遠近両用シニアグラスの様な視点で日々の暮らしの中で気づいた事をツラツラとつづって行きますのでお時間のある方はどうぞお立ち寄り下さいませ。

胸がいっぱいになった後の話です

こんにちは~。

土曜日は帰省中の娘を送り届けながら長距離ドライブをしてきました。

娘のアパートがある街はここ最近爆弾低気圧の通り道になることが多く、警報が出るたびに「絶対に外出したら駄目!」と電話をすると「出ようと思っても出られません。」なんてクールな返事をもらっていたのですが、今日訪ねてみるとすっかり道路の雪も消えていて「ここにも春はやってきたのね~」と一安心でした。

(この日は流氷がいなくなった海と知床連山がかすんで見えていました)

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さて、一昨夜は胸がいっぱいで書くことができなかった芽室町主催の「男女共同参画講演会~キャリアデザインで豊かな人生を~」を拝聴して「うんうん、そうそう!」とうなづいた事を少しだけ書かせてくださいね。

キャリアデザインというのは「自分自身の職業人生について自らが主体となって構想し実現していくこと」なのだそうです。

講師として来町してくれた友人は2009年に十勝の働く女性をつなぐ「キャリアデザインネットワーク」を設立しメンバーの皆さんと共に、多種多様な働き方のモデルがあることを発信する活動をしています。

講演中、彼女は自分の人生年表(誕生から人生を終える時まで)を示しながら人生の転機となる出来事を話してくれましたが同級生の私はそれを聞きながら「あ~この頃は自分、何をしていたかな~…」と重ね合わせながらこれまでの人生を振り返っていました。

お話の中で彼女は人生のステージとモチベーションにおいて、

・やらねばならないことをやる

       ↓

・やりたいことをやる

       ↓

・やるべきことをやる

というように年月を経るごとに違いが出てきた事に触れていました。

 「キャリア」という面で私は短大の保育科で学び幼稚園や保育園で仕事をした後に、子どもを持ち家庭に入ると地域の中や子ども達のお付き合いなどがメインの生活を過ごし、仕事を続けて経済に参加するという事をしない時間が長かったので実は少しだけコンプレックスがあります。でもそれはそれでこの間に「沢山の人とのつながり」と言う今の私にとって大きな財産を得ることが出来たので必要な時間だったのだと思います。

人生の終わりの歳まで年表に書いている友人のように、私はまだ自分の人生の終わり方を決めてはいませんが、新しい目標に向かおうと決めたこれからはこの財産をいかし「自分がやるべきこと」が出来るよう、これからも沢山の事を吸収し謙虚な気持ちで毎日を過ごしていかなければなりませんね。

もっともっと、ビンビン響く言葉があってビジネス展開のヒントになるお話も満載だったセミナーでしたが、言葉足らずで存分には伝えられずごめんなさい(涙)

また機会があれば「出生率と女性の就業率の関係」など、首を縦に振り続けたお話についても書ければと思っています。マーケティングの仕事をしている彼女が数字を出しながら語る内容には説得力があって本当に涙が出そうでした。

『自分のモチベーションが下がった時には輝いている誰かの力を借りる』と話していた友人から、私が沢山の力を貰ったひと時でした。