たちかわさんのつれづれ日記

北海道十勝で生まれ育ち、幼稚園教諭➔お母さん➔子育て支援に従事と、大人になってからの四半世紀、ずっと子どもに関わり続けてきたワタシ。最近は”サスティナブル(持続可能な)”、”ダイバーシティ(多様性)”なんて横文字を良く耳にするけれどそれらの言葉は私達の日々の暮らしにどう関わっているのだろう。目先の事と将来の事、遠近両用シニアグラスの様な視点で日々の暮らしの中で気づいた事をツラツラとつづって行きますのでお時間のある方はどうぞお立ち寄り下さいませ。

芽室町議会フォーラム2016

こんにちは。
昨日今日と、芽室町は今季の最低気温記録を更新中ですが、今日も息子は元気にスキースクールへと出かけて行きました。付き添いは夫。
自由な時間をもらえましたので、編み物をしたりしながら昨日から興奮冷めやらぬ我が脳みそを鎮めていました(笑)。
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昨日は午後から4時間半にわたる長丁場、『芽室町議会フォーラム2016』が開催されました。
後方に傍聴席を設けましたが、町外や十勝管外、更には道外からもお客様が足を運んで下さり、足りなくなった椅子を次々に足していくという様子に初めて『お迎えする立場』として参加した私はそれだけでも既に興奮気味でした(笑)。
講師のお二人は私と同世代でとても魅力ある方々。
ファシリテーター(会議などの進行役)として仕事をしていた経験をお持ちの富山県氷見市本川祐治郎市長は、氷見市役所庁舎建設にまつわるエピソードについてお話し頂きました。
私達に瞬きする間も与えぬテンポ良い基調講演の中で『その政策を行う事で住民は幸せな気持ちになるのかを問え』と言う、大きなヒントを与えてくれました。
ハードよりソフト、ソフトよりハート♡ です。

後半は柔らかな口調とまぁるい笑顔が素敵な青森中央学院大学佐藤淳准教授による『ワールドカフェ』スタイルのワークショップ。
私にとって初めての経験でした。
途中で席替えがあるのです。
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(自由に意見を出し合いとにかく話す。進行役が手を挙げたら気付いた人からそれに倣って手を挙げ話をやめる、を実践中の私?)
*議会のFBより写真を拝借*

とにかくグループの皆さんの意見を聴く、それをテーブルの上の模造紙にメモする、図にする、落書きもオッケーと言うやり方は、何かをまとめるときには、脳内の全てを一旦紙に書き出す私にとっては朝めし前(笑)。
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書ききれないくらい沢山のアイディアが生まれ、意見を聴く側と申す側が対峙して着席する旧態な様式では決して味わえない一体感を共有する事が出来ました。

ひとテーブルには4人から5人が着席。
小さなグループなので必然的に何か言わざるを得ない状況、大きな声は(他の人の意見も聞かず持論を展開していくこと)ルール違反なのでみんな平等、他の人の意見に便乗大歓迎なので新しいアイディアが生まれるなどなど、意見交換がとても楽しい時間となりました。
最後には『バッジの付いていない若い女性に発表してもらいましょう』という講師の提案で参加者の中から選ばれた4人の皆さんが、芽室町の今後について出されたグループ内の意見を発表して下さいました。(私はバッジが付いていたから該当しなかったと信じたい…笑)

ドキドキ感がこちらにも伝わるくらい緊張した様子で発表された方からの『芽室の給食は日本一美味しい!と全国に発信したらいいと思います!』には会場から大きな拍手!講師の佐藤先生も大絶賛でした。
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私たちの仕事は住民の声を政策に反映させていくこと。もっと議会を身近に感じていただき小さな声を聞き逃すことのないよう配慮し工夫していく事は私にとってこれからのテーマとなりました。

さて、私の議会活動報告のお便りが刷り上がってきました。今週中には新聞折込にてお届けする予定なので、お手元に届きましたらご一読下さいね。読み返すと色々と…な箇所もありますが、また次回につなげます^^;