新しい庁舎建設についてその2
こんにちは。
今日はとても良い天気でした。
ちょうど今、定例会後の通信作成に取り掛かっていたので、そこに掲載する写真を撮りにご近所の畑までサンダル履きでふらりと行ってきました。
豆や小麦、ジャガイモ、スイートコーン、その他もろもろ。
徒歩数分で道外在住の友人曰くThe北海道な風景に行き当たります。
さて、昨日は町の庁舎建設についての現状を私なりの理解で書きました。
今日の地元紙にも町の考えや、これからの予定が掲載されていましたね。とても分かりやすくまとめて頂けたと思います。(位置関係などの図も分かりやすいですよ)
新聞の記事お借りします
結論から先に言うと、私が現時点で最適と考えるのがCプランです。
以下が私が考えるCプランのメリットです。(他の方の意見の中で賛同できる内容も含まれています)
・用地が広いため低層の建物でまかなえる事
・コミバスを庁舎の敷地内まで巡回するスペース確保する事も可能で交通手段の無い高齢者がより来庁しやすい環境になる事
・既存の施設に干渉することなく工事が行える事、臨時庁舎への移転費用が不要で経費削減となる事
・防災公園、保育所、幼稚園、保健福祉センター、教育委員会、公立芽室病院が近くになり役場からのアクセスがしやすくなる事
・窓口を一元化(ワンストップサービス)しようとしている町の構想は、現在分割されている保健福祉センターや教育委員会の窓口が近くなる事で不要になり、建築面積を削減できる事
ただ、お隣には高齢者の施設がある為、建設には丁寧な配慮も必要となりますが緑もたくさんあり広々として幹線道路(道道)からも分かりやすい位置です。
現在は職員の駐車場に使われています。奥のほうに昨年完成した防災公園があります
一方、町が基本構想で示した現在地に建てるAプランには以下の理由で反対です。(Cプラン同様にほかの方からの意見で賛同できる内容も含まれています)
・用地が狭小のため必要な執務面積を確保するには高層化するしかない。すぐ隣には高層の公営住宅も建っていて、プライバシーの侵害や、町の中心に2つも高層の建物が建つ事は景観上も含めいかがなものか。更に十分な駐車スペースも確保できない。
・第2庁舎の移転等にかかる経費は形に残らないお金である。計画を2年早めた事で当初計画していた費用の半額がまだ積み立てられていない状況下では可能な限り出費は抑えるべき
・現在地から庁舎が移転すると中心市街地の賑わいが無くなる、人の流れが変わる、と言うデメリットが挙げられているが、そもそも現在、中心市街地の賑わいをどう取り戻そうかと言う議論や取り組みが行われているのに、「現状を変えない」という考え方はいかがだろうか
・現在地は町民に馴染みのある場所とは言うが、今後50年間の庁舎の在り方については現時点での考え方より将来、新しく建った建物を使う子ども達や若年世代の立場に立った視点を持つべきであり、さほど重要とは思わない
更には、先日の委員会ではワンストップサービスの手法をまだ決めていないと言う答弁を頂きましたが、その中で窓口一元化はマストと言ってハード面の整備のみを進めるのはいかがなものかと私は考えるのです。
本当に住民サービス向上を考えるのなら、中心市街地に役場の総合窓口を設ければとても便利だし、ICT環境を整備して、自宅からアクセスできる仕組みを作れば、企業で働いている方達は民間よりも早く閉庁する役場窓口へ休暇をとって行かなくても済むようになります。
これらの事が未だ現実的ではないと考えるのであれば、一番現実的な手法として窓口を移動できない方には職員が代わりに動いてあげれば良いのです。将来高齢化が進めば、役場に来ること自体、できなくなる方が増えてきて、こうしたサービスは必要になって来る筈です。
人手が足りなければ、働く意欲のある障がいをお持ちの方を町が雇用してお手伝いして頂いても良いではないですか。農福連携だけが障がい者活躍の場ではありません。
今は「建設場所」についての議論とはいますが、どこに建てるかによって様々な経費削減が可能で、業務の在り方も変わってくるなど多様な視点で考えていかなければと思います。
繰り返しますが、次に庁舎建設の計画が出来るのはこれからおよそ50年後です。
次の計画に私達が関われることはほとんど不可能な事なのです(いや?分からない…??私はその時99歳ですけど笑)
となると、今、庁舎建設について関わるチャンスを頂けると言う事は責任重大ですが、とても光栄な事なのです。
本日発行された町の広報紙すまいるにも意見交換会のスケジュールが掲載されています。
町長との意見交換会「カキトーク」は、子育て世代や農業者など同じ状況を共有できるグループ分けで設定されています。是非どこかにはご都合つけてご参加いただき、町の皆さんで良いまちづくり、庁舎づくりを進めていきましょう。
本日もA4二枚分の長編大作、お読みいただきありがとうございました。
1976文字ですって(笑)