被害状況の調査へ
こんにちは。
昨日は全員協議会の後、直ちに総務経済常任委員会と厚生文教常任委員会の合同委員会を開催し、台風10号による被害状況の調査へ担当課の同行のもと行ってまいりました。
氾濫した河川や崩落した橋、溢れ出た川の水で失われた農地や道路など、特に被害が大きい場所を中心にした行程でしたが、浸水した市街地から出された災害ゴミの集積場にも途中、車内からの確認だけでしたが立ち寄りました。
これらのゴミは役場職員の皆さんが分別作業を行ったそうです。
町の皆さんの沢山の財産が一夜にしてゴミとなってしまいました。
氾濫した芽室川では急ぎ足で橋梁の復旧作業が進んでいます。
決壊した芽室川の堤防も応急処置済みですが、数年前にも同様の被害があった場所です。今後はもっと強固なものをつくり上げていく必要があります。
美生川の流域でも甚大な被害を目のあたりに。
昼食休憩に立ち寄った新嵐山スカイパークでは、断水地域の方対象の洗濯スペースが設置されていました。2つのレストランはどちらも通常通り営業していますので、秋の行楽には是非、芽室町にもお越しくださいね。
調査を行った日の午後、今年北海道を襲った一連の4台風による被害に対し政府は激甚災害の指定を行う事を決めました。 今後はより加速した復旧作業が期待されます。
災害が発生してから2週間が経過しました。
昨日の委員会では初めて全議員に招集がかかりましたが、結論から言うと今回の災害対策に関して、全議員への招集は1週間遅かったと私は考えています。
今年度から災害時にも議会活動を滞らせることのないようにと策定した『議会BCP計画』。
初めての稼働は、やや出遅れてしまいましたが、災害はこれでお終いではありませんし、今回の災害復旧は未だ未だ始まったばかりです。
この2週間のあいだ、議員それぞれに思いを伝えてくださった町民の方々の声を代弁し、行政と共により災害に強いまちづくりに力を尽くしていかなければなりません。また、災害対策以外の計画も進めていかなければなりません。
芽室町は9月定例会を町の災害対策を優先するため、残りの日程を1ヶ月先延ばしする事に成りました。他の町村では既に復旧に関する補正予算を議会で決定していますが、私たちの町では現時点で議会がその事に関わることが出来ません。議会とはなんぞや。誰のために働くのか。誰の立場に立って働くのか。
今再び根性を入れ直す立川、2年目の秋です。