たちかわさんのつれづれ日記

北海道十勝で生まれ育ち、幼稚園教諭➔お母さん➔子育て支援に従事と、大人になってからの四半世紀、ずっと子どもに関わり続けてきたワタシ。最近は”サスティナブル(持続可能な)”、”ダイバーシティ(多様性)”なんて横文字を良く耳にするけれどそれらの言葉は私達の日々の暮らしにどう関わっているのだろう。目先の事と将来の事、遠近両用シニアグラスの様な視点で日々の暮らしの中で気づいた事をツラツラとつづって行きますのでお時間のある方はどうぞお立ち寄り下さいませ。

2016年、ありがとうございました!

こんにちは。

今年も残りわずかとなりました。                     

1年をすべて振り返るとなると、かなりの長文を延々と書き綴らなくてはなりませんので、自分が今年一番頑張ったなと感じている12月定例会で行った一般質問の事を1年の終わりに少しだけ書かせてくださいね。今回は多くの方に助言やヒントを貰いながら準備する事が出来て、私にとっては特別な質問だったのです。

ご承知のとおり、9月定例会は台風10号による災害復旧対応の為、およそ1カ月延期となりました。1ヶ月熟成させた9月定例会一般質問の後にすぐ次の質問を組み立てなければならず、テーマ選びから少々苦戦しました。

本当は今回発生した災害対応について取り上げるべきだけど、私は6月にも熊本地震発生から感じた町の防災計画についての課題を取り上げたばかりだし、はてさてどうしようかなと、うじうじした思考がぐるぐる回るばかりで先に進みません。

いろんな方にアドバイスをもらい、また11月21日、22日に開催された議員研修会の講師として来町された議会サポーターの龍谷大学教授土山先生と、先生に同行して一緒にアドバイスを下さった福岡県議会々木允議員や同僚議員が一緒に参加したゼミ形式の一般質問研修の中で、論点の整理ができ【台風や豪雪、予測できる災害は事前に備えることが出来る。国土交通省が策定推進している“タイムライン(事前防災行動計画)”を芽室町にも策定すべきでいこう!】となりました。

一般質問は、1日目の3番目に登壇でしたが、直前には同じく災害時対応や今後の防災対策について質問した同僚の質問と町長の答弁を聞きながら、少しずつ自分のシナリオに修正を加えながらも【事前防災行動計画策定の必要性】から脱線しないように質問する事を心がけました。

冒頭に【一般的なタイムラインでは災害発生時にはすべての町民や職員、消防団の退避が完了しているとある。もし仮に、芽室町にタイムラインが策定されていてその計画通りに行動できていたとしたら今回の災害ではどうだったかと考えるか】と質問したところ、【仮に災害発生時から時間をさかのぼって備えるという概念が町民や、関係機関、町全体に浸透していたとすれば減災出来ていたと考える】という一番欲しかった町長の答弁を頂くことが出来ました。

議員になった1年目には、私は政党にも団体にも所属しておらず芽室の町の事だけを考えていけばよいのだ、出来ることを出来る範囲で頑張ろうと考えていましたが、2年目の今年は、その為にはもっと町の外にも目を向けなければいけないということにも気づくことが出来ました。少しずついろいろな方からのご縁を頂き、自己研さんの研修に参加する機会も増えました。

出来ることを出来る範囲で頑張る事に変わりはありませんが、そのできる範囲を少し背伸びして広げ来年はもう少し頑張ってみよう、そんなことを考える年の瀬です。

今年の十勝地方は春先から天候に悩まされ本当に本当に大変な年でしたが、来年は良い年になるようこのブログを読んでくださっている皆さんと一緒に頑張ることができたら嬉しいなと考えています。

今夜は家の事を少々手抜きしても多めにみてくれる家族にも感謝して、新しい年を迎えようと思います。(夕飯の支度もせずにこのブログ書きました笑)

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 皆さまよいお年をお迎えくださいませ。