「議員の議の字は議論の議」という話
こんにちはー。
前回が夏の投稿でしたね。
秋を通り越してもう年の瀬となりました。
時空を超えた感満載なブログにようこそお越しいただきました。頑張ります。タチカワです。
12月定例会議の一般質問は2日間の日程を予定していましたが、登壇予定者が5名だったため1日だけで終わることに。
昨日はぽっかり空いた日程で常任委員会と、委員会MTGを持ちました。
調査する案件は2件だけでしたが、沢山質疑が飛び交い、予想外に盛り上がった委員会の会議録はこちら。
http://www.memuro.net/upload/file/g_committee/file11_1545123124.pdf
なかなか、執行機関をギクっ!とさせる質疑をするには至りませんが、議会基本条例に謳われている質疑のポイント7つの項目(政策の発生源、財政面、検討した他の案、他の自治体との比較などなど)を意識しながら日々模索中の委員会活動です。
最近は同僚の質疑への答弁に、んん?と感じたら、更に質疑を重ねるという団体プレーをするゆとりもできてきたかなと感じています。
MTGにはホワイトボードが欠かせなくなりました。
先週、議員間討議スキルアップ研修の講師でいらした青森中央学院大学の佐藤先生からも、見えない会議は目をつぶって将棋をしているようなもの!とご指導頂きました。
(12月14日に開かれた議員研修会)
(前日の夜、佐藤先生にファシリテーターとして進行していただきたいた議会モニター会議のふりかえりを板書しました)
議論の経過が見えることで、会議が終わった後のモヤモヤ感が減ったように思います。
佐藤先生からは、ファシリテーターは仕込みが八割!とも教わりました。会議が始まる前は準備を入念に。あとは場に身をゆだねる!のだそうです。
決してファシリテーターが話し合いの場をコントロールしたり、同調圧力が働くような仕向け方をしてはなりませんと仰っていました。
を踏まえたうえで。
はてさて、昨日の我らの議員間討議。
議論のテーマの中には初めから解答ありきのバイヤスがかかっていた内容がなかったかな?
争点しぼって上手く議論できたかな?
などなど、なんとなく残るモヤモヤの原因を探りながら、今日は地元の高校にワカモノたちとの意見交換に行ってまいります。
7月19日の雑感あれこれ
こんにちはー。
本州各地から届く猛暑のお知らせなんてどこ吹く風?な涼しい涼しい芽室町です。
さてさて今日のお題は内部統制。
内部統制を導入することのメリットについて書いてある記事をご紹介。民間企業向けですがコレは自治体組織にも当てはまりそう。
7月初めの札幌出張では包括連携協定を交わしている北大公共政策大学院 荒川 渓准教授より、自治体に内部統制を導入することの意義について講義をしていただきました。
リンクを貼った記事の内容は、リスク回避とガバナンスの強化、組織内の業務を可視化するか、組織内コミュニケーションの促進などなど、内部統制の導入は社員や職員を罰する為ではなく、如何に効率的に働きやすい環境を整えるかなのだという論旨です。
導入を義務付けられているのは政令指定都市など大規模な自治体なのですが、昨今のわが町の状況をふりかえると、コレ、うちの町でもやらなきゃダメじゃない?っていう気になります。
http://www.fujitsu.com/jp/group/fjm/mikata/column/makena9/001.html
先日、新聞でも報道されましたが、芽室町では役場職員に3月分の時間外手当を算出する際に、新しい条例が施行される4月からの基準で計算してしまい、これから誤った額を支給された職員全員に返還を求める作業が行われます。
火曜日午後に開かれた総務経済常任委員会での会議録はこちら。
http://www.memuro.net/upload/file/g_committee/file11_1531819413.pdf
職員の経験が云々という課長答弁に委員の中からはそういうレベルの話ではない、事務作業にはミスはあるものだという前提での改善策が必要だという声があがっています。
個々のスキルアップだけではなく組織として如何にリスク回避できるのかに力点をおく対策が求められます。
あ、写真はまったく関係ないけど昨日子どもに作ったおやつのドーナツと、今日のお弁当と、今日のわが町の予想気温64℉です。
ずっと前にスマホの天気予報を華氏に設定したままでいたので、びっくり仰天しました。
先進事務調査
こんにちは。
昨日から総務経済常任委員会先進事務調査のため道北にきています。
初日にお世話になったのは天塩町さん。
地域の公共交通手段を確保するために、乗り合わせ(ライドシェア・コストシェア)に取り組まれています。
天塩町さんでは、既存の公共交通機関や民間のタクシーやバス会社と競合しないような方法を取られていて、対象区間は天塩町内から稚内市内までの1ルートのみ。
稚内市内まで出かける方の車に同乗させていただくという取り組みです。
基本ネット予約で利用者とドライバーをマッチングするシステムなところを、ネットを使えない方も利用できるように、担当課が電話によるアナログ対応で高齢者の相談に乗りながら乗り合わせの手配をなさっているそうです。
お話を伺う中でとても印象深かったのが【地域の中にある活用されていない資源を活用する】という理念でした。
2040年には地方自治体がどれくらい縮小しているか?その課題解決には各自治体は何をすべきか?という総務省の研究報告が最近出されました。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000562106.pdf
縮小することが免れない将来を見越し、わが町のありたい姿の為に何をすべきか?を実践された天塩町さんの取り組みには国も注目しているそうですよ。
私たちも今日の調査を糧に、よりよい政策を考えていけるよう競争していけたらと考えます。
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/soukou/soukou-magazine/1806teshio.pdf
【天塩町 シェアリングエコノミー】で検索すると沢山レポートが出てきますので、よかったら目を通してみてくださいね(^^)
今日は方法が少し違うけど同じくライドシェアを実践されている中頓別町を訪ねます。
昨日天塩町議会の皆さんが「せっかく遠くまで来てくださったので」と、事務調査が終わったあとに私たちとの意見交換の場を設けてくださいました。
私たちの議会が取り組んできたことや、天塩町議会さんの取り組みのお話について意見を交わし、とても有意義な時間をいただくことができました!感謝です❗️
おまけ。
宿に到着後、その日のうちに全員で調査内容のふりかえりを行いました。
一人一人が調査を通じて得た気づきやこれから私たちの町に取り入れりとしたらどんな課題があるだろうか?などなど、頭の中が熱いうちに意見の発散です(^^)。
町内農作物生育状況調査に同行しました
こんにちは。
今日は芽室町農業再生協議会主催の農作物生育状況調査に同行させていただきました。
本日の調査項目は3点。
・コンバインでの収穫が効率よくできるように品種改良された小豆の試験圃場
・JAめむろさんの野菜選果場の見学
・枝豆につく害虫を駆除するためのフェロモントラップの見学
昨年から所管の委員会に所属しているため、こうして町内農業関係者の皆さんとの作況調査に同行させていただいてます。
恥ずかしながら農業に関してはまだまだ知らないことの方が多いのですが、研究機関や民間企業の方とご一緒することができることは、楽しみでもあり私にとっては有意義な学びの機会でもあります。
小豆の圃場では、地面から少し脚の長い品種にすることで機械で刈り取る際のロスを減らすことができるそう。
ん?でも、肝心のお味の方はどうなん?
小さな声で呟いていたら、研究機関の方が【遺伝子はいま食べられている品種とほぼ変わらないので大丈夫ですよ笑】と教えてくださいました。
ちなみにこの小豆の圃場はGPSを活用した自動操舵による撒き付けをしたそうで、収穫の際にも同じ軌跡を辿って自動で刈り取りができるそうです。ICT農業がどんどん導入されています。
JAさんの施設ではあいにくの長雨で今は野菜の収穫がストップ状態とのことで、大根を洗浄、選別、箱詰めという一連のラインが稼働している様子は拝見できませんでした。
遠くは九州まで出荷される野菜の鮮度を保つために、真空予冷の後に予冷保管庫で一晩しっかり芯まで冷却。それによって品質の高い野菜を出荷することが可能になっているお話も伺えました。
また世界に誇る長芋の保管庫も圧巻でした。
最後の圃場は枝豆の害虫駆除のために出来るだけ農薬の散布を控える方法として、害虫が好むフェロモンを畑の中に設置し、そこに害虫をおびき寄せている様子を拝見しました。
【フェロモントラップ】に、男性陣の中には苦笑いしている方もいましましたが(笑)、こうした工夫を凝らすことで作物の付加価値を高めることが可能になるそうですよ。
七月に入ってから今日までの五日間に、七月の平均降水量1ヶ月分と同じだけの雨が降ったそう。
今のところ目立った影響はないとのことですが、この後の雨の状況では生育に大きな影響がでかねません。
日本中が大雨の被害に見舞われていますが、私たちの町の作物のためにも1日も早い天候の回復を祈らずにはいられません。
研修会終了です。
こんにちはー。
2日間の研修日程を終え夕方帰町しました。
朝のうち降っていた雨は昼頃に上がった札幌ですが、十勝はまだまだ雨が続くようですね。
途中の山の中の小さな河川では河岸ギリギリのところまで増水し濁流となっていました。
天気の回復を祈るばかりです。
これから研修レポートをいくつか書かなくてはならない我々ですが、今日はいったん一息ついて、また明日から頑張ります。
今日の研修会場は北大。
雨が上がった後のキャンパスは緑が美しく、こんな環境で学べる学生たちは幸せだろうなぁと、同僚としみじみ(笑)。
キャンパス内には学食の他にもレストランや新しいカフェもあって、近所に住んでいたら毎日100万歩くらい歩いちゃうのになぁと、日頃歩かない自分の言い訳がアレコレ浮かんできます。(そんな話し、昨日聴いたような…笑)
【大志を抱いて】
少年だけではなく壮年も励まされる言葉です。
北海道町村議会議員研修会に参加しました
こんにちはー。
今日から明日にかけては札幌にて研修です。道内の町村議会議員対象の研修会が年に一度開催されます。私は今年で4回目の参加、任期中最後の研修会です。
悪天候のため、急遽参加を取りやめた自治体もいらしたくらいなお天気コンディションの中でしたが、90分2本勝負に立ち向かってきました。
今日の書き修行(グラフィックレコーディング)は4ページ半でした。
一講目は歴史学のお話。
【立ち止まって物事を考えてみる】、【現代の課題解決のヒントは歴史にある】、【未来は過去と現在をつなぐ線上にあるのだからいま頑張らないダメな子が将来飛躍できるわけがない】などなど、ときおりユーモアを交えながらのお話でした。
二講目は毎年恒例の政局を読む内容のお話です。
安倍政権は続投できるのか?
憲法改正を発議するのか?
いやいや、選挙があるぞ、タイミングが悪いぞ?
でも安倍さんは絶対改憲やりたいはず。
でもこんなに課題があるぞ?
若者にとっては景気を上向きにした安倍さんの支持率は高い。でも彼らは投票に行かない、困ったものだ。etc.
ずーっと聞き耳たてながらおりましたが、着地点はどこだろ〜。
はい、最後にきました!
このように中央の政治は流動的。
だからこそ地方議会はしっかり頑張って!
と激励いただき講演会は終了でした。
開会前や休憩中には来週視察でお邪魔する自治体の皆さんともご挨拶をすることができました。
(議会技術研究会のお仲間にも)
明日はHOPS、北大公共政策大学院に伺い講義を受けます。地方自治法改正にまつわるお話を聴く予定。午後からは北広島市役所庁舎の見学に。
自治法の話題はちょっと苦手分野なので、また頑張って書いてきまーす。
投票のススメ
こんにちはー。
今朝もすっきり青空が広がっています。
今日は早朝出勤の人がいたため、5時おきのゴジラーです(ホントに5時おきを習慣にしている人のことをゴジラーっていうそうですよ)。
仕事がないときだけ、ゆとりのあるときだけと始めた新社会人のためのお弁当作りですが、いつの間にかほぼ毎日弁当になっていて、古い社会人にもほぼ毎日お弁当があたるようになりました。
野菜のおかずの作り置きがあると楽チンなことも覚えました。最近は人参の千切りを甘酸っぱいドレッシングで和えた人参ラペが好みなので(私の)作る頻度も増えました。
ここは1つ、道具にもこだわってみようかと刃物の町、岐阜県関市の【関孫六】のスライサーを購入しましたが、さすがは関孫六。
人間も見事にラペされました。
(私は左手でスマホを扱うので打ち込みするのにとっても不便!)
さてさて、昨日議会運営委員会があっただけで今週はもう登庁する予定はありません。
モニター会議のまとめや自分の宿題など、ウチ仕事をしながら過ごす予定です。
今日はわが町の町長選と、町議会議員補欠選挙の告示日ですね。
年々投票率が下がり気味ですが、自分たちが住む町を自分はどうしたいかな?の視点で、皆さんの考えに近い候補へぜひ一票を投じてくださいね。
期日前投票も始まりますよ。