晩秋に
こんにちは。
今日は、春先からずっと勝手に愛でてきた自宅近くの大豆畑で収穫作業が行われていました。
雪が解けた後の黒くふかふかした畑にぽつぽつと小さな緑が芽生え、若葉の成長ともに畝と畝の感覚がどんどん狭まり、葉が茂り…と、毎日の犬の散歩がてら、時には洗濯物を干す時の2階のバルコニーからと、その成長を楽しませてもらった大豆畑もついにフィナーレです(笑)。
さて、台風10号被害への対応のため、再開がひと月遅れていた9月定例会も間もなく最終日を迎えます。
10月11日から14日までは平成27年度会計決算について、予算決算特別委員会を開会し審査が行われました。最終日の討論、一括採決では賛成5、反対9となり平成27年度決算は不認定となりました。この後、本会議の中でもう一度採決が行われ、最終的な結果が出ますがこの結果がくつがえる事はないのだろうと思います。
私は、反対(不認定)の立場の討論を行いました。既に新聞報道などでご承知の方も多いと思いますが、理由はただ1つ。一般会計(高齢者や障がい者福祉、子育て支援、道路の管理や除雪、ごみの事や商工観光や農林産業その他諸々、住民の日々の暮らしに関わる事全般の会計)の中で不適切な会計処理が行われてしまったことでした。
数年前に起きた不適切な会計処理をきっかけに、2度とこのような事を起こさないようにと、町は【芽室町コンプライアンス条例】を平成26年に定めましたが、残念ながらこの条例が遵守されなかったことを私は反対の理由に述べました。
さらに、職員の処分や個人の責任で終わらせることなく、今後の糧となるよう丁寧な検証をし、庁内全体で原因を共有し今後再々発の防止に努めるべきという主旨の見解も申し添えました。(時系列に沿って検証していくと、未然に防げた可能性があると考えています)
今回私は採決にあたり、初めて反対の意思を示すために着席していました。なんとも苦々しい気分です。
この決算審査の日程中に、一つ歳もとりました。49歳です(笑)。
当日は夫が出張中でしたので、次男と二人ひっそりとお祝いをしました。(悲しいかな、今年も自分でプレートの名前は”みほさんで”と、お店の人に伝えましたよ…涙)
その数日前からは、ついに意を決し、スポーツジムにも入会しました。健康的な50代を迎えるための準備にようやく重い腰を上げた次第で、来年の私に乞うご期待です(笑)。
10月18日には一般質問も行いましたが、このことについてはまた後日お話したいと思います。
今日は金曜日。遠くの町では初雪の便りも聞けましたね。この週末は皆さんのおうちでもタイヤ交換など、冬支度に追われるのでしょうか。
今年の秋はあっという出来事に驚かされ、いつもの年よりもずい分短く感じてしまったのは私だけではありせんよね。
住民自治の根幹は議会にある話し
こんにちは。
昨日は帯広をまたいだお隣の幕別町議会主催の議会フォーラムへ行ってきましたよ。
芽室町議会の議会サポーターでもいらっしゃる山梨学院大学教授江藤俊明先生の基調講演では、今年に入ってから自分の中で悶々としていた焦りや迷いを払拭して頂ける心強いお話を伺う事ができました。
【住民自治の根幹は議会にある】【行政は議会が決定した事を執行する機関】【議会は討議する機関である。多様な視点の中で論点を明確にし、議会の意思をまとめ上げていくための討議を重ねる。住民とともに世論を形成し、方向を見出す】【議会には大きな権限が与えられている事を議員は自覚する。あなたは議決の前夜に眠れるか?】
ズギュン!ズギュン!
一言一言に胸を撃ち抜かれて参りました。
会場には議員ばかりではなく、高校生や町民の方達も沢山参加していたので、できるだけ専門用語を使わないように配慮された江藤先生のお話はとても分かりやすく、きっと私たちの町の議会モニターさんにも響く内容だったのではないかなと思いながら帰路につきました。
何と言って江藤先生はわが町の議会サポーターなのですから、ぜひ芽室町で先生のお話を沢山の方に聞いて頂ける機会をもちたいなぁと、眩しい夕日に目を細め余韻に浸りながら帰路につきました。
住民自治。自分の町のことは住民が決めるという事。だから住民の中から代表して選ばれ、町のことを決める権限がある私たち議会は住民の意見を充分に聴き取り、議員間で討議を重ねながら住民と一緒に1つの方向性を見出していく。
このシンプルな事をとり進めていく事が、何故難しいのか?と諸々が悩ましい今日近頃です(笑)。
被害状況の調査へ
こんにちは。
昨日は全員協議会の後、直ちに総務経済常任委員会と厚生文教常任委員会の合同委員会を開催し、台風10号による被害状況の調査へ担当課の同行のもと行ってまいりました。
氾濫した河川や崩落した橋、溢れ出た川の水で失われた農地や道路など、特に被害が大きい場所を中心にした行程でしたが、浸水した市街地から出された災害ゴミの集積場にも途中、車内からの確認だけでしたが立ち寄りました。
これらのゴミは役場職員の皆さんが分別作業を行ったそうです。
町の皆さんの沢山の財産が一夜にしてゴミとなってしまいました。
氾濫した芽室川では急ぎ足で橋梁の復旧作業が進んでいます。
決壊した芽室川の堤防も応急処置済みですが、数年前にも同様の被害があった場所です。今後はもっと強固なものをつくり上げていく必要があります。
美生川の流域でも甚大な被害を目のあたりに。
昼食休憩に立ち寄った新嵐山スカイパークでは、断水地域の方対象の洗濯スペースが設置されていました。2つのレストランはどちらも通常通り営業していますので、秋の行楽には是非、芽室町にもお越しくださいね。
調査を行った日の午後、今年北海道を襲った一連の4台風による被害に対し政府は激甚災害の指定を行う事を決めました。 今後はより加速した復旧作業が期待されます。
災害が発生してから2週間が経過しました。
昨日の委員会では初めて全議員に招集がかかりましたが、結論から言うと今回の災害対策に関して、全議員への招集は1週間遅かったと私は考えています。
今年度から災害時にも議会活動を滞らせることのないようにと策定した『議会BCP計画』。
初めての稼働は、やや出遅れてしまいましたが、災害はこれでお終いではありませんし、今回の災害復旧は未だ未だ始まったばかりです。
この2週間のあいだ、議員それぞれに思いを伝えてくださった町民の方々の声を代弁し、行政と共により災害に強いまちづくりに力を尽くしていかなければなりません。また、災害対策以外の計画も進めていかなければなりません。
芽室町は9月定例会を町の災害対策を優先するため、残りの日程を1ヶ月先延ばしする事に成りました。他の町村では既に復旧に関する補正予算を議会で決定していますが、私たちの町では現時点で議会がその事に関わることが出来ません。議会とはなんぞや。誰のために働くのか。誰の立場に立って働くのか。
今再び根性を入れ直す立川、2年目の秋です。
台風が去った後。
こんにちは。
前回ブログを書いたその日のうちに、芽室町内を流れる河川は氾濫危険水位に達し深夜には周辺地域へ避難指示や勧告が出されました。
幾つかの河川が氾濫し、溢れ出た水によって、わが町はかつて経験した事がないほどの甚大な被害を被ってしましました。
各地で橋が崩落し、道路が通行止めに。農業用水が使えなくなり、農村部では断水が続いています。依然、停電したままの地域もあります。農地も流されました。住宅地では床上、床下浸水。特産の農作物を加工する工場も被災。木材会社からは原木が流出。
生活の基盤となる様々なものが失われてしまいました。
近隣の町では尊い命も失われ、芽室町同様、住民の皆さんは不安で不便な毎日を過ごされています。
住民生活を支える町の職員や各団体の皆さんも懸命に支援活動に従事されています。
明けない夜はないとは言うものの、次第に被害の全様が見えてくるにつれ、災害の前と後ではこんなにも日々の暮らしが変わってしまうものなのかと、苦い気持ちを噛みしめる毎日です。
今日は午前中のわずかな時間でしたが、市街地に流れ込んだ汚泥処理のボランティアに参加させていただきました。
公園に集積された災害ゴミを移動したり、空き地に溜まった汚泥を道路に出す作業などお手伝いしましたが、草地に固まった泥を取り出す作業は泥が草の根が絡みついていて、とても作業しづらく気が遠くなりそうです。
災害後初めて顔を合わした友人にも会いました。懸命に家業を支えている彼女と顔を合わせた途端、涙がこみ上げましたがお互いにそんなことはしてられないと涙を拭いて、再び任務続行。
地下に流れ込んだまま手をつけられない汚泥。水を含んで重くなった物たち。泥にまみれた仕事の道具や、大切にしまわれていたと思われるゴミの集積場にあったお着物はどんな気持ちで手放されたのだろうと考えるといたたまれません。それでも、少しずつ。
少しずつ以前の以前の暮らしが取り戻せるよう私たち一人一人が出来ることをするしかないのだと、あらためて、ぎゅっとひもを引き締めた次第です。
さて、災害対応を優先して審議を延期していた9月定例会議ですが明日から再開します。来週からは、平成27年度決算についての審査が行われます。私に出来ること。私がやるべき事が待ち構えています。
急げや急げ
こんにちはー!
又しても大きな台風がやってきます。今日も朝からシブシブと雨が降り続き、風も吹き始めました。
そんな天気の中、ご近所のスイートコーン畑では加工用スイートコーンの収穫作業真っ最中。
いつもならスムーズに終える事が出来るはずの作業ですが、今年は先だっての台風の影響でトウモロコシが倒伏してしまい、オペレーターの皆さんとても苦戦されている様子です。(でもトウモロコシは枯れていないのです。スゴイ!)
町内にある2つの食品加工会社のハーベスターが道路を挟み隣りあう畑で、台風が来る前に‼︎と急ぎ足で作業を進めている様子にグッときてしまいました。
その会社のうちの1つに勤務している夫。
家庭には仕事を持ち込まないのと、夫婦の経年劣化ではないけれど(いや、熟成⁇)お互いにあまり干渉しなくなったことと、其々が【企業秘密】を抱え得ていることで相手の仕事については、何がどうなっているのかあまり詳しく知る事も尋ねる事もなく、ここ最近は過ごしてきましたが、今日は久々に『がんばれオット』な気分になりました(笑)
今年は他の作物も、天候による影響で例年以下の作況になるだろうとのこと。本当に胸が痛む思いです。
私に出来ることは、こうして目にしたこと、感じたことを皆さんに聞いてもらうこと。
スーパーで地元の野菜や加工された商品を見つけたら手にとって選び美味しくいただくこと。
買って支える、食べて支えることを特に今年は大切にしようとおもいます。
あ。
それと、夫のお弁当づくりをサボらないこともね。いつもすみません(汗)
カキトークにいきましょ。
こんにちは。
本日午後からの町の意見交換会、カキトークは『パパママの日』でした。
あいにくのお天気のためか参加された方が少なくて、お話を聞かせてもらいに出向いた私はできる限り人ごみに紛れ、小さく目立たぬようにしているつもりがちょっと算段狂いました(笑)。
今夜7時からは『生活者の日』。
雨降り天気でお出かけ予定のない方はどうぞめむろーど2階まで足を運んでみては如何でしょうか。
先日の台風被害や今日の大雨警報発令で、担当職員の方々は本日も対応に追われていたそう。
実は私たち芽室町議会にも災害時対応基本計画(BCP)がありまして、いざという時には出動態勢が取れるように備えなくてはならなりません。
町内でも作物の倒伏など、先日の台風による被害が出ていますが、かねてからの天候不順による影響もあり今後がとても心配です。
これ以上の被害が出ない事を祈るばかりです。
おまけ。
今年も芽室町納涼盆踊りに参加しました。
踊りの前に先輩議員と一緒にパチリ(*^^*)
気がつけば8月も後半に。
庁舎建設に関する特別委員会も忙しくなってきましたし、あっという間にやってくる9月定例会に向けちょっとばかしワタクシ焦っております。
役場庁舎建設に関わる特別委員会
こんにちは
今日は久しぶりの青空でしたね。
【仕事終わりに立ち寄った町の防災公園あいあい公園にて】
今日は1日役場庁舎建設に関わる特別委員会Dayでした。
午前中は委員会室にて議員間討議を重ねました。私はきっと百万回くらい発言した様な気がします(気分的に笑)
白熱しすぎたので今日の続きはまた来週〜。
次回に持ち越しです。
午後からは、今年6月から新庁舎の供用が始まった幕別町さんへ全議員が視察にお邪魔しました。(供用とは、みなさんに使ってもらえる様になるという事です)
【1階エントランス】
【2階の休憩スペースからはすぐ隣のパークゴルフ場が見えてとても良い感じ】
【同じく休憩スペース。ミニキッチンが付いています】
【議場にて。採決はスイッチ1つで】
【議員それぞれの可否が分かります】
【私は同じ1期生の内山議員の議席をお借りしました(^^)】
【傍聴席は大学の講堂の様に簡易デスク付きです】
【地下の免震構造も見せていただきました】
周辺の環境、議事堂のレイアウト、町民が来庁しやすく使いやすい窓口の配慮、職員が執務しやすい環境。
今後新しい庁舎を考えていく上で参考になる気づきが沢山ありました。対応して頂いた幕別町職員の皆さま、幕別町議会の皆さま、お忙しい中お時間を作っていただきありがとうございました。
さあ、我われ議会もしっかり議論を重ねていかなくては。
町も来週から町民との意見交換会を開催します。
◆日時:7月28日(木)・29日(金)・30日(土)午後7時から
◆場所:中央公民館2階講堂にて。
これからの50年間、皆さんの大切な財産となる庁舎ですから是非、会場にいらして下さいね。
さてさて。
印刷を発注していた私の通信も本日到着しました。
明日、北海道新聞に折込をお願いする予定です。週末にはお手元に届くと思いますのでご覧いただければ嬉しいです。
町内のスーパーにも少し置かせていただく予定です(*^^*)
ではでは。