たちかわさんのつれづれ日記

北海道十勝で生まれ育ち、幼稚園教諭➔お母さん➔子育て支援に従事と、大人になってからの四半世紀、ずっと子どもに関わり続けてきたワタシ。最近は”サスティナブル(持続可能な)”、”ダイバーシティ(多様性)”なんて横文字を良く耳にするけれどそれらの言葉は私達の日々の暮らしにどう関わっているのだろう。目先の事と将来の事、遠近両用シニアグラスの様な視点で日々の暮らしの中で気づいた事をツラツラとつづって行きますのでお時間のある方はどうぞお立ち寄り下さいませ。

PTAとの意見交換会

こんにちは。

11月に入り議会では地域の皆さんとの意見交換会を開催しています。

今年は町内に6つあるPTAにお誘いのご案内をしたところすべての学校からお申し込みをいただきました。

議長を除く15人が3つの班に分かれ各学校にお邪魔しています。

火曜日、私の班は農村地域のお子さんが通う南小学校を訪れました。タブレットを使いながら議会での取り組みを報告した後は地域の困りごとや調整へのご意見などを伺い予定していた2時間があっという間に過ぎました。

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農村地域の公共交通手段、除雪、台風被害など地域性のあるご意見もたくさんいただきました。議会全体で共有し今後の取り組みに活かしていきたいと考えています。

終盤になり私が『今日はお母さん達はどなたもいらっしゃらなかったのですか?』と尋ねましたら、『実はいままで、議員さんと話をする機会がなくて、僕たちもちょっと緊張しながら来ました。』との事。お父さん達でさえ緊張なさっているのに、お母さん達ならなおさらの事と納得しましたが、ここに議会にとってのチャンスがあるのだとも感じました。

実は会の冒頭に説明させていただいた議会の取り組みについて話をしながら、わたし自身『コレは分かりにくいだろうなぁ』と思いながら進めていたのです(ごめんなさい)。

難しい行政用語や規則をもっとかみ砕いて誰もが(理想は中学生でも分かるくらい)消化しやすく分かりやすくしないと、町の皆さんからの意見を反映していく議会の役割を果たすことが出来ないですものね。

さぁ、来週は月曜日から庁舎建設の特別委員会や常任委員会、そして12月定例会再開と濃密な議会ウィークとなりそうです。

 

 

町の安全に必要なのは防災端末か?

こんにちは〜。

今週はスーパームーンを見る事が出来ましたね。私は十六夜スーパームーンを昨日見ましたよ。

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さて、月曜日は総務経済常任委員会が開かれ、この度の浸水被害対応に関する請願が住民の方々より提出されました。

西地区の皆さんがおよそ10人、私たち議員数名が傍聴し、報道関係者が2名と小さな委員会室が一杯になりました。

 もう少し早く避難指示を出してくれたら被害は少なかったはず、公営住宅居住の方にも見舞金の支給をするべき、もっと災害に強い町をつくってほしいなど、未だ以前の生活に戻る事が出来ない西地区の皆さんの声を拝聴して参りました。

この日は意見陳述と住民の皆さんへの質疑で終わりました。次回は18日に委員会で自由討議を行い審査が行われる予定です。

その後、総務課より災害時に避難情報を個別に配信する防災端末を町内全戸に設置する為の説明がありました。

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総務経済常任委員会の同僚達からは、まだやるべき事が出来ていないのに時期尚早だと言う内容の質疑が多く出されていました。

災害時、住民への周知手段としては1.安心メール 2.エリアメール 3.広報車 4.戸別訪問 5.街頭スピーカーがありますが、今回は3と4しか行っていません。

また、本来なら避難の周知は、お年寄りや子どもがいる方、障がいのある方など、速やかに避難できない方達の為に1.避難準備情報 2.避難勧告 3.避難指示の順で発令されていきますが、1の避難準備情報は発令しないまま、深夜の避難勧告、避難指示となり、皆さんは準備が十分出来ないままの避難行動になってしまったのだと思います。

私は今後、町が最優先で取り組むべき事は防災端末を設置する事ではないと考えます。

広報車の周知が聴こえなかった事が重要課題ではありません。

どの段階で判断を下し、早めの避難行動を住民に周知すべきだったのか。しっかりと練り直さないと、新しい機械を設置しても、同じ事の繰り返しです。自主防災組織はどれくらい町内に広がっていますか?

ちなみに、18日開催予定の臨時会議には、この防災端末を設置する為の調査費用が計上されていましたが、本日この案件については取り下げると連絡がありました。

慌てる事はありません。

じっくり考えて、より災害に強い町をつくっていきましょうよ。

 

 

 

議会活性化シンポジウムに参加しました

こんにちは。

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 11月初めの降雪にはビックリでしたね。畑の収穫作業も予定通りいっていないと伺っています。今年は最後までお天気に苦労させられる年なのでしょうか。本当に悩ましい事です。

さて、雪降り土曜日の5日、【議会活性化シンポジウム~地方議会が「討論のヒロバ」になるためには~】に参加するため高速バスに乗って札幌市へと向かいました。

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 私達の議会サポーター神原勝北大名誉教授や、西科前事務局長がパネリストとして登壇なさると伺い、楽しみに会場入りしました。

2006年栗山町議会が議会基本条例を制定してから今年で10年が経過し、現在は700を超える自治体で議会基本条例が施行されているそうですが、議会基本条例を制定する事によってどんな成果があったのか、今後の議会改革の課題は何かについて、基調講演では神原先生が「議会改革10年の回顧と展望」と題しお話しされました。

 また、NPO法人公共政策研究所水澤理事長による基調報告「沖縄県兵庫県・北海道の自治体議会の現状~アンケート調査から見る3県自治体議会の課題~」では、沖縄、兵庫、北海道の261市町村議会に行ったアンケート調査の結果から考察される今後の課題についてご講義頂きました。

第3部ではパネルディスカッションが行われ、参加者からも活発な質疑応答があり、あっと言う間に4時間が過ぎていきました。

 以下、私なりに受け止めた事を要約してみますね。(自分の備忘録も兼ねていますのでお付き合いくださいませ)

 ☆議会基本条例を制定したことで、議会と住民、長(芽室では町長)と職員、議員相互がどの様な関係なのか【議会のあるべき姿の見える化】ができた。つまり、議会は議員と行政だけのものではなく住民も一緒に参加し、より良いまちをつくり上げていく討論の場として存在する事を制度設計できた。

 ☆全国の議会は、議会改革をしようとしない議会、改革に取り組んだけれど何もしていない議会、先駆的に改革に取り組んでいる議会の三つに分けられ、その割合は7:2:1であるが、今後その1割の先駆的な議会の取り組みが徐々に広がっていくと予想している。(戦後70年間の自治体の変遷の在り方をみると議会改革についても同様の流れが期待できるのではないか)

 ☆議会が変われば自治体も変わる。芽室町議会基本条例第12条にも記載されている、【政策の意思決定を行うための7つの論点】に基づき、事業に対する説明を長が職員に求める事で職員の力も向上していくのではないか。また、自治体の運営や政策への責任は「長」一人で担わなくてよい。議会もその責任の一端を担うという認識を持つ事ができれば、「長」も変わってくるのではないか。意識を変えることは難しいが、やり方を変える事で良い結果をもたらす事が出来るのではないか。(議会が力をつけることに脅威を抱く昔ながらの認識がある長に対して)

 ☆議会が取り組んでいることが見えない、理解できない住民が多数いることは否めない。議会モニターや、議会諮問委員などをおき、住民にオピニオンリーダーとして議会評価をしてもらうことで住民と議会の間にあるギャップを埋めてもらう。また、将来このような住民の中から次世代の議員が生まれる事も期待できる。

 ☆政策議会となるべき。総合計画に関する条例を定めている自治体では、議会が総合計画を主導して策定するのであるから(芽室町は議決が必要と条例に定めています)、住民の代表である議会はしっかり行政の政策活動を監視し、また議会からの政策提案を積極的にするべき。総合計画事業はしっかり評価し、継続・修正・廃止・新規提案この4点について議論すること。(施策のマネージメントシートなど活用できているか)

 ☆議会報告会は住民と議会、双方が自治について互いに学習し合う場とする。住民が政策決定に関与している事を体験できる場とする。例え参加者が少なくても【議会が住民に信頼されている議会】となる為には継続する姿勢を貫く。

 ☆議会と首長は、それぞれが選挙によって住民から選ばれた。二元代表制の一翼として互いに機関対立する事は当然である。どちらの主張が住民の利益になるのかを判断できる住民が必要であり、そのための人材育成も重要となる。

 ☆議会事務局のサポートも重要。議会サポーターなど外部からの知見を活用し、事務局の機能強化していく。

 ☆議会も地域の課題解決に向けては、地域の中に入り住民へのアンケート調査を行うなど積極的に動くべき。

 ☆陳情・請願は住民による政策提案であり、意見陳述の場を確保する事は必須である。

 ☆議員有志で政策提案をおこなう事があってよい。etc.

 書き出しながらだんだんと、耳が痛くなってきたので、この辺でおしまいに(笑)。

こうして振り返ってみると、芽室町議会基本条例にかかれている一文一文に込められた意味を改めて確認する事ができ、私の脳みその引き出し番号「基本のキ」は徐々に埋まってきました。さあ、次は実践あるのみです。

晩秋に

こんにちは。

今日は、春先からずっと勝手に愛でてきた自宅近くの大豆畑で収穫作業が行われていました。

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雪が解けた後の黒くふかふかした畑にぽつぽつと小さな緑が芽生え、若葉の成長ともに畝と畝の感覚がどんどん狭まり、葉が茂り…と、毎日の犬の散歩がてら、時には洗濯物を干す時の2階のバルコニーからと、その成長を楽しませてもらった大豆畑もついにフィナーレです(笑)。

さて、台風10号被害への対応のため、再開がひと月遅れていた9月定例会も間もなく最終日を迎えます。

10月11日から14日までは平成27年度会計決算について、予算決算特別委員会を開会し審査が行われました。最終日の討論、一括採決では賛成5、反対9となり平成27年度決算は不認定となりました。この後、本会議の中でもう一度採決が行われ、最終的な結果が出ますがこの結果がくつがえる事はないのだろうと思います。

私は、反対(不認定)の立場の討論を行いました。既に新聞報道などでご承知の方も多いと思いますが、理由はただ1つ。一般会計(高齢者や障がい者福祉、子育て支援、道路の管理や除雪、ごみの事や商工観光や農林産業その他諸々、住民の日々の暮らしに関わる事全般の会計)の中で不適切な会計処理が行われてしまったことでした。

数年前に起きた不適切な会計処理をきっかけに、2度とこのような事を起こさないようにと、町は【芽室町コンプライアンス条例】を平成26年に定めましたが、残念ながらこの条例が遵守されなかったことを私は反対の理由に述べました。

さらに、職員の処分や個人の責任で終わらせることなく、今後の糧となるよう丁寧な検証をし、庁内全体で原因を共有し今後再々発の防止に努めるべきという主旨の見解も申し添えました。(時系列に沿って検証していくと、未然に防げた可能性があると考えています)

今回私は採決にあたり、初めて反対の意思を示すために着席していました。なんとも苦々しい気分です。

この決算審査の日程中に、一つ歳もとりました。49歳です(笑)。

当日は夫が出張中でしたので、次男と二人ひっそりとお祝いをしました。(悲しいかな、今年も自分でプレートの名前は”みほさんで”と、お店の人に伝えましたよ…涙)

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その数日前からは、ついに意を決し、スポーツジムにも入会しました。健康的な50代を迎えるための準備にようやく重い腰を上げた次第で、来年の私に乞うご期待です(笑)。

10月18日には一般質問も行いましたが、このことについてはまた後日お話したいと思います。

今日は金曜日。遠くの町では初雪の便りも聞けましたね。この週末は皆さんのおうちでもタイヤ交換など、冬支度に追われるのでしょうか。

今年の秋はあっという出来事に驚かされ、いつもの年よりもずい分短く感じてしまったのは私だけではありせんよね。

住民自治の根幹は議会にある話し

こんにちは。

昨日は帯広をまたいだお隣の幕別町議会主催の議会フォーラムへ行ってきましたよ。

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芽室町議会の議会サポーターでもいらっしゃる山梨学院大学教授江藤俊明先生の基調講演では、今年に入ってから自分の中で悶々としていた焦りや迷いを払拭して頂ける心強いお話を伺う事ができました。

【住民自治の根幹は議会にある】【行政は議会が決定した事を執行する機関】【議会は討議する機関である。多様な視点の中で論点を明確にし、議会の意思をまとめ上げていくための討議を重ねる。住民とともに世論を形成し、方向を見出す】【議会には大きな権限が与えられている事を議員は自覚する。あなたは議決の前夜に眠れるか?】

ズギュン!ズギュン!
一言一言に胸を撃ち抜かれて参りました。

会場には議員ばかりではなく、高校生や町民の方達も沢山参加していたので、できるだけ専門用語を使わないように配慮された江藤先生のお話はとても分かりやすく、きっと私たちの町の議会モニターさんにも響く内容だったのではないかなと思いながら帰路につきました。

何と言って江藤先生はわが町の議会サポーターなのですから、ぜひ芽室町で先生のお話を沢山の方に聞いて頂ける機会をもちたいなぁと、眩しい夕日に目を細め余韻に浸りながら帰路につきました。

 住民自治。自分の町のことは住民が決めるという事。だから住民の中から代表して選ばれ、町のことを決める権限がある私たち議会は住民の意見を充分に聴き取り、議員間で討議を重ねながら住民と一緒に1つの方向性を見出していく。

このシンプルな事をとり進めていく事が、何故難しいのか?と諸々が悩ましい今日近頃です(笑)。

 

被害状況の調査へ

こんにちは。

昨日は全員協議会の後、直ちに総務経済常任委員会と厚生文教常任委員会の合同委員会を開催し、台風10号による被害状況の調査へ担当課の同行のもと行ってまいりました。

氾濫した河川や崩落した橋、溢れ出た川の水で失われた農地や道路など、特に被害が大きい場所を中心にした行程でしたが、浸水した市街地から出された災害ゴミの集積場にも途中、車内からの確認だけでしたが立ち寄りました。

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 これらのゴミは役場職員の皆さんが分別作業を行ったそうです。

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 町の皆さんの沢山の財産が一夜にしてゴミとなってしまいました。

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氾濫した芽室川では急ぎ足で橋梁の復旧作業が進んでいます。

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 決壊した芽室川の堤防も応急処置済みですが、数年前にも同様の被害があった場所です。今後はもっと強固なものをつくり上げていく必要があります。

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美生川の流域でも甚大な被害を目のあたりに。

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 昼食休憩に立ち寄った新嵐山スカイパークでは、断水地域の方対象の洗濯スペースが設置されていました。2つのレストランはどちらも通常通り営業していますので、秋の行楽には是非、芽室町にもお越しくださいね。

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 調査を行った日の午後、今年北海道を襲った一連の4台風による被害に対し政府は激甚災害の指定を行う事を決めました。 今後はより加速した復旧作業が期待されます。

災害が発生してから2週間が経過しました。

昨日の委員会では初めて全議員に招集がかかりましたが、結論から言うと今回の災害対策に関して、全議員への招集は1週間遅かったと私は考えています。

今年度から災害時にも議会活動を滞らせることのないようにと策定した『議会BCP計画』。

初めての稼働は、やや出遅れてしまいましたが、災害はこれでお終いではありませんし、今回の災害復旧は未だ未だ始まったばかりです。

この2週間のあいだ、議員それぞれに思いを伝えてくださった町民の方々の声を代弁し、行政と共により災害に強いまちづくりに力を尽くしていかなければなりません。また、災害対策以外の計画も進めていかなければなりません。

芽室町は9月定例会を町の災害対策を優先するため、残りの日程を1ヶ月先延ばしする事に成りました。他の町村では既に復旧に関する補正予算を議会で決定していますが、私たちの町では現時点で議会がその事に関わることが出来ません。議会とはなんぞや。誰のために働くのか。誰の立場に立って働くのか。

今再び根性を入れ直す立川、2年目の秋です。

 

 

台風が去った後。

こんにちは。

前回ブログを書いたその日のうちに、芽室町内を流れる河川は氾濫危険水位に達し深夜には周辺地域へ避難指示や勧告が出されました。

幾つかの河川が氾濫し、溢れ出た水によって、わが町はかつて経験した事がないほどの甚大な被害を被ってしましました。

各地で橋が崩落し、道路が通行止めに。農業用水が使えなくなり、農村部では断水が続いています。依然、停電したままの地域もあります。農地も流されました。住宅地では床上、床下浸水。特産の農作物を加工する工場も被災。木材会社からは原木が流出。

生活の基盤となる様々なものが失われてしまいました。

近隣の町では尊い命も失われ、芽室町同様、住民の皆さんは不安で不便な毎日を過ごされています。

住民生活を支える町の職員や各団体の皆さんも懸命に支援活動に従事されています。

明けない夜はないとは言うものの、次第に被害の全様が見えてくるにつれ、災害の前と後ではこんなにも日々の暮らしが変わってしまうものなのかと、苦い気持ちを噛みしめる毎日です。

今日は午前中のわずかな時間でしたが、市街地に流れ込んだ汚泥処理のボランティアに参加させていただきました。

公園に集積された災害ゴミを移動したり、空き地に溜まった汚泥を道路に出す作業などお手伝いしましたが、草地に固まった泥を取り出す作業は泥が草の根が絡みついていて、とても作業しづらく気が遠くなりそうです。

災害後初めて顔を合わした友人にも会いました。懸命に家業を支えている彼女と顔を合わせた途端、涙がこみ上げましたがお互いにそんなことはしてられないと涙を拭いて、再び任務続行。

地下に流れ込んだまま手をつけられない汚泥。水を含んで重くなった物たち。泥にまみれた仕事の道具や、大切にしまわれていたと思われるゴミの集積場にあったお着物はどんな気持ちで手放されたのだろうと考えるといたたまれません。それでも、少しずつ。

少しずつ以前の以前の暮らしが取り戻せるよう私たち一人一人が出来ることをするしかないのだと、あらためて、ぎゅっとひもを引き締めた次第です。

さて、災害対応を優先して審議を延期していた9月定例会議ですが明日から再開します。来週からは、平成27年度決算についての審査が行われます。私に出来ること。私がやるべき事が待ち構えています。